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ブログ 精神後遺障害(非器質性の後遺障害)

精神後遺障害②非器質性の障害

精神後遺障害②非器質性の障害

非器質精神障害の後遺障害等級の認定

本来的に自賠責保険の後遺障害は将来において回復困難な障害を等級評価の対象としているものである
ことから、請求時点の障害状況のみを等級評価の対象とすると、他の回復困難な障害に対する取り扱いとの
均衡を欠く恐れがあります。

したがって、自賠責保険においては、治療経過・期間身体的障害の状況、事故外要因、予後状況等を
総合的に判断して等級の評価を行いますが、原則として、以下の通り日常生活上の支障・能力の低下の
程度に応じて3段階に区分して認定が行われています。


本来、自賠責保険は、交通事故との因果関係を有する障害で、器質的損傷が画像等他覚的に立証されて
おり、将来においても回復が困難なものを後遺障害として等級評価の対象としていました。

しかし、時間の趨勢というか、セクハラ、パワハラ、イジメによる精神障害や自殺等が増加しており、
これまでのように、問答無用で斬り捨てご免とすることができなくなりました。
そこで、労災保険としても、非器質性精神障害を後遺障害としてとらえることのなり、自賠責保険も
これにしたがったものです。

Nliro調査事務所の規定ですが、やはり、相当に腰が引けた内容となっています。
現実的には、社会復帰が見込めない被害者からの相談が大半で、私も対応に困惑しています。
先に被害者に、9級10号が認定されても、金銭的には、なんの問題解決にもなりません。
しかし、そこは非器質性精神障害であり、他覚的所見が得られないことに限界を感じています。
私は、自賠責保険の判断が間違っているとは思いません。


心的外傷後ストレス障害 PTSD post-traumatic stress disorder

非器質性精神障害の代表格であるPTSDの概要と立証方法について説明します。
PTSDとは、危うく死ぬまたは重症を負うような出来事の後にも起こる、心に加えられた痩劇的な
傷が元となり、さまざまなストレス障害を引き起こす非器質性精神障害のことです。

PTSDの主な症状について解説します
A 被害者が、交通事故受傷により、危うく死ぬような体験をする
*再体験、何度も、何度も、よみがえってくる。
この死ぬような体験が最大の要素であり、単純追突でPTSDを発症することはあり得ません。
B夢・悪夢
死ぬような体験が、夢に出てくる。ドキドキする。血圧が上がる。冷や汗が出る

C回避
 事故の現場に行けない、運び込まれた病院の前はどうしても通れない等、事故との関連した
思考、感情、会話を回避しようと考える

D解離性健忘
死ぬような体験を自分でコントロールできずに、島状に断続的に忘れる

E重要な活動への参加減退
仕事・家庭の維持・趣味などに被害者自身にとって重要な活動が全くできなくなる

F感情の範囲の縮小
愛・怒り・憎しみの感情が持てなくなる

G未来が短縮した感覚
私は、早死にしそうな気がする。私はあと、3ヶ月は生きていいないような気がする。どうしても
明日死んでしまうような気がする等、私は、生きていないというような感覚で表現される

H覚醒亢進、易刺激性・集中困難
いつも緊張して、リラックスしない、
不眠,以前に比べて怒りやすい、自分の家の電話番号を忘れる等、ぼけ症状を示す。

精神的不安定による不安、不眠などの過覚醒症状。
トラウマの原因になった障害、関連する事物に対しての回避傾向。
事故・事件・犯罪の目撃体験の一部や、全体に関わる追体験

I過度の警戒心、過剰な驚愕反応
ドアをバタンと閉めると、びっくりする、破裂音・摩擦音・爆発音に飛び上がるように驚く

交通事故を体験した結果として上記のような諸症状が現れ、通常の日常生活が遅れなくなります。
これらの症状がPTSDとなります。


このような障害を非器質性障害と呼びます。
このような後遺障害は認定されるのに非常に難しいです。
高度な専門知識をようして医師面談を繰り返して立証していなかければなりません。

そして、早い段階から、専門家に相談して2人3脚で取り組まなければなりません。

このような症状がある被害者の方のご家族の方は、まずは相談してください。
治療段階から立証する必要があります。

必ず、専門家に相談して後遺障害の獲得を目指しましょう
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精神後遺障害①非器質性の障害

精神後遺障害については非器質性の障害といいます。

どのような後遺障害といいますと

心的外傷後ストレス障害PTSD等です。

非器質性精神障害の後遺障害等級
別表Ⅱ 非器質性精神障害の後遺障害等級
等級 内容
9級 通常の労務に服することができるが、非器質性障害のため、就労可能な職種が相当な程度に制限されるもの
仕事につけるものの、対人業務ができない、運転業務ができない等、大幅に職種を変えざるを得ないものが該当します。意欲の低下等により、仕事にはいけないが、日常生活に支障が時にはある場合も、この区分に含まれます。
 
12級 通常の労務に服することはできるが、非器質性精神障害のため、多少の障害を残すもの
元の職種または同様の職種に就けるが、かなりの配慮が必要とされるものが、これに該当します。意欲の低下等により仕事にはいけないが、日常生活はおおむねできるものも、この区分に該当します。
14級 通常の労務に服することはできるが、非器質性精神障害のため、軽微な障害をのこすもの
元の職種または同様の職種に就くことができるが、多少の配慮が必要なもの


等級表ではこのように規定されています。

非器質性の障害における認定上の前提条件

①非器質性精神障害は、その発祥及び症状の残存において、事故に直接的に関連する身体的外傷や
心的外傷などの要因に加えて、環境的要因や個体側要因などが複雑に関連ししあうものであり、本質
的に多因性の障害である点で、器質的な損傷に起因する障害とは異なるのです。

②非器質性精神障害は、本質的には身体的機能においては何ら障害はなく、精神医学的に適切な治療
二より完治し得るものであり、障害が残存しているとしても治る可能性を有しています。

③非器質精神障害は、多因性であり、かつ治る可能性を有している障害であることから、非器質的精神障
害として評価するにあたっては、精神科専門医による診断および治療がなされていることが必要不可欠と
なります。



因果関係の判断

交通事故と発症との因果関係の判断にあたっては、非器質性精神障害の発症要因が多因的であることを踏まえて、
事故の状況、受傷状況といった客観的な事実関係、事故受傷から概ね65か月以内の精神症状発症の確認、
精神専門医受診に至る経緯、ICD-10に基づく精神医学的な診断名等、交通事故と発症との関連についての
調査を行い、総合的に判断していくことが重要であるとされています。

また、症状残存の因果関係の判断では、発症以降における治療経過や症状残存に対する交通事故の影響、
交通事故外の要因等を調査し、総合的に斑岩していくことが重要であるとされている。



障害の程度の把握


非器質性精神障害による病態像は非常に多岐にわたるものであるため、等級の評価にあたっては、抑うつ状態等の
精神症状ンお身に着目して評価を行うことは適切ではなく精神症状に伴う身辺日常生活等の能力低下の有無、
および程度に基づいて評価がおこなわれています。

なお、自賠責保険においては、高齢者から洋二まで広く交通事故被害者を対象とし、就労者・非就労者間における
公平性も必要とされるため、精神症状に伴う具体的な日常生活上の支援・能力低下の程度を把握することが必要
であるとされています。


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