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後遺障害等級認定について




後遺障害等級認定について

交通事故の損害賠償で考える一番重要な事とは?

certification_img01.jpg交通事故の損害賠償を氷山にたとえると、目に見える損害として治療費、休業損害、交通費、車の修理代等などは15%程度 目に見えない損害として残りの85%は後遺障害部分といわれております。
すなわち、交通事故の損害賠償で一番大事なのは、後遺障害認定が何級になるのかなのです。

後遺障害獲得のメリット

当事務所は被害者請求することで保険金の先取りをします。通常は保険会社に後遺障害申請をお願いすると例え後遺障害等級が認定されたとしても保険金は一旦相手保険会社に支払われます。最終示談までは保険金を受け取ることができないのです。

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当事務所は少しでも早く保険金を受け取れるようにします。

男性35歳 年収360万円で算定(概算)
後遺障害
等級
自賠責
保険金
後遺障害
慰謝料
逸失
利益
合計
14級9号
むち打ち
75万円 110万円 78万円 188万円
14級 75万円 110万円
284万円 394万円
13級 139万円 180万円 512万円 692万円
12級13号
神経症状
224万円 290万円 389万円 679万円
12級 224万円 290万円 796万円 1086万円
11級 331万円 420万円 1137万円 1557万円
10級 461万円 550万円 1536万円 2086万円
9級 616万円 690万円
1991万円 2681万円
・・・
このほかに、傷害慰謝料、休業損害、その他の損害が加算されます。注意なのですが、この金額はあくまでも目安でありますので、相手保険会社にこの金額だけを伝えて請求したとしても相手にされません。きちんと、判例などを踏まえて、根拠をきちんと数字で出さなければなりませんので注意してくださいませ。

これくらいの金額に差が出るのです。後遺障害認定は、非常に高度な専門知識と経験が必要ですので早い段階で専門家と2人3脚で症状に遭った後遺障害認定を獲得できるようにしなければならないのです


交通事故による後遺障害は、自賠責法で規定されています。1~14級までの14段階に区分していること。及び137種類の類型的な身体障害が規定されています

後遺障害等級表
後遺障害等級 後遺障害
第1級 1.両眼が失明したもの
2.咀嚼及び言語の機能を廃したもの
3.両上肢をひじ関節以上で失ったもの
4.両上肢の用を全廃したもの
5.両下肢をひざ関節以上で失ったもの
6.両下肢の用を全廃したもの
第2級 1.1眼が失明し,他眼の視力が0.02以下になったもの
2.両眼の視力が0.02以下になったもの
3.両上肢を手関節以上で失ったもの
4.両下肢を足関節以上で失ったもの
第3級 1.1眼が失明し,他眼の視力が0.06以下になったもの
2.咀嚼又は言語の機能を廃したもの
3.神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し,終身労務に服することができないもの
4.胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し,終身労務に服することができないもの
5.両手の手指の全部を失ったもの
第4級 1.両眼の視力が0.06以下になったもの
2.咀嚼及び言語の機能に著しい障害を残すもの
3.両耳の聴力を全く失ったもの
4.1上肢をひじ関節以上で失ったもの
5.1下肢をひざ関節以上で失ったもの
6.両手の手指の全部の用を廃したもの
7.両足をリスフラン関節以上で失ったもの
第5級 1.1眼が失明し,他眼の視力が0.1以下になったもの
2.神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し,特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
3.胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し,特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
4.1上肢を手関節以上で失ったもの
5.1下肢を足関節以上で失ったもの
6.1上肢の用を全廃したもの
7.1下肢の用を全廃したもの
8.両足の足指の全部を失ったもの
第6級 1.両眼の視力が0.1以下になったもの
2.咀嚼又は言語の機能に著しい障害を残すもの
3.両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの
4.1耳の聴力を全く失い,他耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
5.脊柱に著しい変形又は運動障害を残すもの
6.1上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの
7.1下肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの
8.1手の5の手指又はおや指を含み4の手指を失ったもの
第7級 1.1眼が失明し,他眼の視力が0.6以下になったもの
2.両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
3.1耳の聴力を全く失い,他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
4.神経系統の機能又は精神に障害を残し,軽易な労務以外の労務に服することができないもの
5.胸腹部臓器の機能に障害を残し,軽易な労務以外の労務に服することができないもの
6.1手のおや指を含み3の手指を失ったもの又はおや指以外の4の手指を失ったもの
7.1手の5の手指又はおや指を含み4の手指の用を廃したもの
8.1足をリスフラン関節以上で失ったもの
9.1上肢に偽関節を残し,著しい運動障害を残すもの
10.1下肢に偽関節を残し,著しい運動障害を残すもの
11.両足の足指の全部の用を廃したもの
12.外貌に著しい醜状を残すもの
13.両側の睾丸を失ったもの
第8級 1.1眼が失明し,又は1眼の視力が0.02以下になったもの
2.脊柱に運動障害を残すもの
3.1手のおや指を含み2の手指を失ったもの又はおや指以外の3の手指を失ったもの
4.1手のおや指を含み3の手指の用を廃したもの又はおや指以外の4の手指の用を廃したもの
5.1下肢を5センチメートル以上短縮したもの
6.1上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの
7.1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの
8.1上肢に偽関節を残すもの
9.1下肢に偽関節を残すもの
10.1足の足指の全部を失ったもの
第9級 1.両眼の視力が0.6以下になったもの
2.1眼の視力が0.06以下になったもの
3.両眼に半盲症,視野狭窄又は視野変状を残すもの
4.両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの
5.鼻を欠損し,その機能に著しい障害を残すもの
6.咀嚼及び言語の機能に障害を残すもの
7.両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
8.1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり,他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの
9.1耳の聴力を全く失ったもの
10.神経系統の機能又は精神に障害を残し,服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
11.胸腹部臓器の機能に障害を残し,服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
12.1手のおや指又はおや指以外の2の手指を失ったもの
13.1手のおや指を含み2の手指の用を廃したもの又はおや指以外の3の手指の用を廃したもの
14.1足の第1の足指を含み2以上の足指を失ったもの
15.1足の足指の全部の用を廃したもの
16. 外貌に相当程度の醜状を残すもの
17..生殖器に著しい障害を残すもの
第10級 1.1眼の視力が0.1以下になったもの
2.正面を見た場合に複視の症状を残すもの
3.咀嚼又は言語の機能に障害を残すもの
4.14歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
5.両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの
6.1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの
7.1手のおや指又はおや指以外の2の手指の用を廃したもの
8.1下肢を3センチメートル以上短縮したもの
9.1足の第1の足指又は他の4の足指を失ったもの
10.1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの
11.1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの
第11級 1.両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
2.両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
3.1眼のまぶたに著しい欠損を残すもの
4.10歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
5.両耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になったもの
6.1耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
7.脊柱に変形を残すもの
8.1手のひとさし指,なか指又はくすり指を失ったもの
9.1足の第1の足指を含み2以上の足指の用を廃したもの
10.胸腹部臓器の機能に障害を残し,労務の遂行に相当な程度の支障があるもの
第12級 1.1眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
2.1眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
3.7歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
4.1耳の耳殻の大部分を欠損したもの
5.鎖骨,胸骨,ろく骨,けんこう骨又は骨盤骨に著しい変形を残すもの
6.1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
7.1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
8.長管骨に変形を残すもの
9.1手のこ指を失ったもの
10.1手のひとさし指,なか指又はくすり指の用を廃したもの
11.1足の第2の足指を失ったもの,第2の足指を含み2の足指を失ったもの又は第3の足指以下の3の足指を失ったもの
12.1足の第1の足指又は他の4の足指の用を廃したもの
13.局部に頑固な神経症状を残すもの
14.外貌に醜状を残すもの
第13級 1.1眼の視力が0.6以下になったもの
2.正面以外を見た場合に複視の症状を残すもの
3.1眼に半盲症,視野狭窄又は視野変状を残すもの
4.両眼のまぶたの一部に欠損を残し又はまつげはげを残すもの
5.5歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
6.1手のこ指の用を廃したもの
7.1手のおや指の指骨の一部を失ったもの
8.1下肢を1センチメートル以上短縮したもの
9.1足の第3の足指以下の1又は2の足指を失ったもの
10.1足の第2の足指の用を廃したもの,第2の足指を含み2の足指の用を廃したもの又は第3の足指以下の3の足指の用を廃したもの
11.胸腹部臓器の機能に障害を残すもの
第14級 1.1眼のまぶたの一部に欠損を残し又はまつげはげを残すもの
2.3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
3.1耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になったもの
4.上肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの
5.下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの
6.1手のおや指以外の手指の指骨の一部を失ったもの
7.1手のおや指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸することができなくなったもの
8.1足の第3の足指以下の1又は2の足指の用を廃したもの
9.局部に神経症状を残すもの


併合について

併合とは、同一事故によって後遺障害が2つ以上残った場合の等級に決め方です。つまり、一人の被害者に複数の後遺障害が認められても、認定される等級はひとつです。
併合は、一人の被害者に対して、部位ごとに1回しか適用されません。
つまり12級に該当する後遺障害が3つ以上存在しても、12級と12級で11級とし、これに残りの12級を足しても10級にはならず、11級の扱いとなります。
後遺障害得級認定の原則
後遺障害が2以上あるとき 原則として重い方の後遺障害とする。
ただし、13級以上の後遺障害が2以上あるときは、 重い方の等級を1級繰り上げる
8級以上の後遺障害が2以上あるときは、 重い方の等級を2級繰り上げる
5級以上の後遺障害が2つ以上あるとき 重い方の等級を3級繰り上げる
14級の後遺障害が複数あるとき 繰り上げなく14級とする
併合の結果1級をこえるとき 1級が認定されます。


後遺障害・相当について

各等級の後遺障害に該当しない後遺障害であって、各等級の後遺障害に相当するものは、当該等級の後遺障害とする
例・・味覚の脱失、臭覚の脱失が、これに該当、いずれも12級相当が認定されています。

後遺障害・加重について

すでに、後遺障害のあった人が、交通事故によって同一部位にさらに傷を負った結果、後遺障害の程度がひどくなるケースが考えられますが、このケースでは、加重障害として扱われます。3年前の追突事故ふぇ、頸部に14級9号が認定された被害者が、再び追突され、同一部位の頸部に障害を受け、6か月で治療を完了、後遺障害診断を受け被害者請求を行いました。
今回は、12級13号が認定されましたが、自賠責保険の振り込み額は、224-75=149万円です。前回の加重障害として14級分の75万円が差し引かれたのです。2回目の事故が14級9号であれば支払はなされません。
現実の後遺障害に対しては、併合、相当、加重の3原則を駆使して等級が認定されます。この仕組みを正確に理解しておく必要があるのです。

これは労災保険の障害認定基準を丸ごとそのまま利用したものに過ぎませんのでそんなに難しく考える必要はありません。さすがに、上位等級は深刻な障害となりますが、10~14級の中には5年もすれば「限りなく、元通りの身体になることも」多数存在するのです。
普通、後遺障害といえば、植物人間、手足切断をイメージします。皆さんは、「一生涯治らないような深刻な症状。これだけが後遺障害ではないことを理解しなければなりません。

後遺障害の申請はいつすればいいのでしょうか?

事故受傷後、6か月を経過すれば、いつでも申請が可能です。これは、自賠責保険に限らず、労災保険も身体障碍者手帳、精神障害者福祉手帳、すべて6か月を経過すれば申請を受け入れてくれるのです。

後遺障害の申請に関して重要なこと

後遺障害の申請に関して重要なこと一つお話します。申請には、以下の2通りのやり方があります。

(1)事前認定
加害者の加入する保険屋さんを通じて、Niro調査事務所に申請する方法です。後遺障害診断書を手渡すだけですから、手続きも簡単、普遍的なやり方です。

(2)被害者請求
被害者が、加害者の加入する自賠責保険に対して直接に申請する方法です。多くの被害者の方は「交通事故に遭えば、すべて加害者の保険屋さんが解決してくれる?」と思われているようです。これは非常に危険なことです。実際、私の経験上は「すべて保険会社の都合のいいように解決してくれる?」このような感じを受けています。

間違いなく後遺障害の申請は被害者請求すべきです。

さきほども述べたように「保険会社の都合がいいように解決される?」このようなことが多いの実情です。さらにいえば保険会社の担当者はたくさんのクライアントを抱え忙しいのです。当事者には重要なことでも保険会社の担当者には重要ではないのです。
後遺障害の申請をお願いすればしてくれるのですが、後遺障害認定を獲得するために色々な資料をそろえたりすることはありません。そこはご自身で理解しなければならないところです。
さらに、保険会社に後遺障害診断書を渡して事前認定をお願いすると、認定された時点で、保険会社の担当から口頭で等級が説明がなされます。その直後示談交渉が開始され、合意に達して初めて損害賠償が振り込まれます。自賠責の保険金は、示談が完了するまで、保険会社に握られたままとなります。ムチウチで、14級9号、12級13号の示談では、後遺障害部分の損害として75万円、224万円が計上されていることが大半です。つまり、自賠責保険金のみの支払で、任意保険としての計上は円なのですが、そんな説明は一切行わずに、示談交渉が進められています。
被害者請求では、等級認定と同時に、自賠責保険の後遺障害保険金が被害者の口座に振り込まれます。
保険会社に握られたまま、こんなこと許されますか?

ではどうするのか?

後遺障害認定実務についてご自身で勉強するか。または私のような専門家に依頼するか。どちらかということになります。

092-292-9255 ご相談・お問い合わせ

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