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ABR検査 Ⅴ派 後遺障害

ABR検査はある一定の音を患者に聞かせて、聴覚進路の脳幹から出てくる脳波をコンピューター解析します。
これによって脳幹の反応がどのように変化するかを調べ、その音がどのように認知されているか(聞こえているかどうか)を調べます。
 つまり、ABR検査は音を出してその音を聞いている脳波を記録する検査です。

 検査はとても簡単です。心電図の時のような電極を頭、おでこ、耳などに貼り付けるだけです。
針を刺したりすることもありませんから痛みもありません。ABR検査で流れる電気は、非常に微細な電気です。
一度だけではうまく脳波を取れません。そのため、約1000回~2000回その脳波を加算して反応を測定します。

 脳波というと詳しい検査しなければならないイメージがありますが、ABR検査では脳幹と呼ばれる部分の反応しか見ませんので、
大脳や小脳などの細かい反応を見ることが出来ません。大脳の音に対する反応を見るには、
聴性中間反応や頭頂部緩反応などもありますが、この検査はあまり一般的ではありません。

 耳鳴りがある場合は、聴神経腫瘍の有無を判定するのにも使用されます。
ABR検査は本人の意思とは無関係に出る反射を見るため、脳死の判定にも使用されることがあります。
MRI検査を行えばさらに詳しく脳を検査することが出来ますが、ABR検査はMRIに比べても値段が安く、
比較的正確に診断することが出来るため、今でも重要な診断方法の1つとして使用されています。
耳鳴りだけでなく、聴神経や脳幹の異常も発見することも出来ます。

【ABRの波形】
ABRの正常波形は図2のようになります。 検査場評価に必要になってくるのは図示されているI~V派です。
このI~V派です。このI~V波の発生期限は色々な報告がされていますが、一般的に言われている発生源は以下の通りです。

Ⅰ派:聴紳経
Ⅱ派:蝸牛神経核(延髄)
Ⅲ派:上オリーブ核(橋)
Ⅳ派:外側毛帯(橋)
Ⅴ派:下丘(中脳)

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