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自賠責3条にいう 〜運行によって〜

運行によってとはが問題とされい場合に判例では、

自動車から子どもが飛び降りた事故の場合
・牽引されて走行中の自動車から子どもが飛びおりたため死亡した場合に、運行と
死亡との因果関係があるとした。

加害自動と被害者とが直接接触していない場合
A相当因果関係を認めた事例

・軽二輪が運転を誤り、被害者が非難しようとしていた方へ突進し、
衝突はしなかったが、被害者が転倒、負傷した場合
・・・車両の運行が、被害者の予想を裏切るような常軌を逸したものであって
、歩行者が、これによって、危難をさけるべき方法を見失い、転倒して受傷するなど、
衝突にも比すべき事態によって、傷害が生じた場合には、その運行と歩行者の受傷との間に
相当因果関係を認めるのが相当であるとした。

・停車中の自動車が突然後退したため、自動車の後方を横断していた
歩行者が、転倒して受傷、死亡した場合
・・・歩行者が停車中の自動車の後方を横断中、突如自動車が後退を始めるということは
歩行者の予測を裏切る常軌を逸した事態であり、にわかに対処すべき術を知らず、
驚愕のあまり転倒するに至ったことは、衝突によって転倒したのと実質上異ならない
ものというべく、運行と転倒、受傷との間にそうとう因果関係を認めるのに十分とした。

相当因果関係を認めなかった事例
・自動車が、原動機付き自転車との間に0,7〜1mの間隔をおいて
時速約50kmで追い抜いた後、原動機付き自転車が平衡を失い、転倒し負傷した場合
・・・自動車が、原動機付き自転車から0,7〜1mの箇所を時速50kmで通過した際における
気流は、原動機付き自転車をして平衡を失わしめ、転倒させるに足りるほど協力なものであった
と断定しがたいので、運行と転倒の間には、相当因果関係があったということができないとした。


B自動車からの落下物による事故の場合
高速道路で後輪を脱落させたため、後続車がこれに乗り上げて中央分離帯
を超えて対向車と衝突した賠に、後輪の脱落と対向車の被害との間に相当因果関係があるとした。

C他車に影響を与えて他車が第三者に衝突した事故の場合
相当因果関係を認めた事例

原動機付き自転車が交差点で道路の左側から無合図で右折したので、
後続の自動車、衝突回避のために急にハンドルを切り、
急制動したため、運転の自由を失い、暴走して、対向車線の自転車に
衝突した場合

相当因果関係を認めなかった事例
・パトカーの追跡を受け逃走中の自動車が、赤信号を無視して交差点に進入して、
青信号に従って進入してきた自動車と衝突し、負傷させた場合




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