HOME > よくある質問・用語集 > 良くある質問 > 事故後のめまい症は、すぐに治るものなのでしょうか?

よくある質問・用語集

< Q医者にきけば後遺障害何級に認定されるか分かるのではないですか?  |  一覧へ戻る  |  Q 修理金額20万程度の事故なんですが、相手が裁判を起こした場合。 金額的な付加が当方に何か加算されるのでしょうか。  >

事故後のめまい症は、すぐに治るものなのでしょうか?

Q 2ヶ月ほど前に事故に遭い、
中等症のむち打ちで今も自宅療養(リハビリ)中です。

事故にあってからめまい・吐き気が強く、
紹介された耳鼻科で検査をしたところ、めまい症と診断されました。

バランスに異常があるらしく内耳性と言われたのですが
頭を揺さぶられる(?)検査をしても眼振はなく
先生は診察のたびにうーん…とおっしゃいます。
ですが、私は大きく左右に揺れてるような
ふわふわ浮いてるような感覚で気持ち悪いのです。
(耳鼻科でのバランス検査以外は異常なしでした)

めまい症の場合、眼振がなければおかしいのでしょうか?

今処方されてるのはメリスロンとアデホスコーワなのですが
飲み始めて2週間経ちますが、少し良くなってる感じはしますが
劇的に「めまいがよくなった!」という感じもなく…。

事故から2ヶ月以上経ち、
めまいや吐き気がちゃんと良くなるんだろうかと焦りと不安が出てきました。
私は治るのに時間がかかりすぎなのでしょうか…。

支離滅裂で申し訳ありませんが、回答よろしくお願いします


事故によってめまいが起こる原因は色々あります。

脳や脊髄といった中枢神経が傷ついて起こる場合、
事故の衝撃で内耳そのものがダメージを受けている場合、
首の受傷で交感神経過多になり、
自律神経が内耳への血流を後回しにして、
それによって内耳の虚血性機能不全が起こる場合。

むち打ちが主体の病態のようですから、
3番目、最後の病態の可能性が一番高いかと思います。

この手の病態に詳しい医師は稀なため、
この病態は極めて多いにもかかわらず、
医師から半ば原因不明のような扱いがされることが多く、
症状の呼び名も「不定愁訴」と言う言われ方をよくします。

むち打ちで首がダメージを受けていると、
首周辺は外傷治療状態を維持することになります。
この調整は自律神経が担っており、
交感神経と副交感神経のバランスで決まるのですが、
交感神経が緊張すると内耳への血流は後回しになります。

血が足りない=栄養が足りないことになりますから、
結果、内耳は虚血性の機能不全に陥ります。

通常は急性期を過ぎると自律神経バランスは戻るべきものですが、
事故という、外傷や心労が重なる事態に直面し、
精神的なストレスも加わって、
交感神経の過緊張状態が継続すると、
内耳の機能障害が改善されずに慢性化します。

慢性化すると治せなくなっていきますから、
可能な限り早期に対処する必要があります。

具体的には、
頸部交感神経の塊である星状神経節、
これを麻酔で眠らせるのです。
そうすれば一時的に交感神経過多の状態は解消され、
内耳への血流が確保されることになります。

早い段階でこの処置を受けると、
目に見えて症状が改善されることがあります。

目に見えて改善されなくとも、
ある程度の効果があるなら続けてもらうのが良いでしょう。
交感神経を眠らせることで症状改善するなら、
その症状の原因は交感神経過多にあるということですから。

この治療法を「星状神経節ブロック」と言います。
神経ブロックはペインクリニックという専門外来で行っています。


耳鼻科で出される薬は、血流を改善する薬ですが、
根本的な原因にアプローチするものではありません。
交感神経過多をまずリセットしない限り、
対症療法の薬ではいたちごっこですから、
過敏になっている星状神経節をまず鎮めることです。

ただ、私は医師ではないので、
診断的意味合いでコメントしているわけではありません。
あくまで医師の診断を求め、医師の判断で処置してもらう必要があります。

ただ、医師が正しくこの知識を持っていないことが多いので、
そういう可能性があるならそのスキルのある医師を
きちんと選んで受診しなければならない、ということです。

< Q医者にきけば後遺障害何級に認定されるか分かるのではないですか?  |  一覧へ戻る  |  Q 修理金額20万程度の事故なんですが、相手が裁判を起こした場合。 金額的な付加が当方に何か加算されるのでしょうか。  >

カテゴリ:

092-292-9255 ご相談・お問い合わせ

このページのトップへ